3月5日
こんにちは、稽古場にて代役を務める橋口です。
今回は、【笑い】についてです。
稽古場では毎回笑いが起こります。
展開が分かっていても思わず笑ってしまう、巧みな戯曲と、それにマンネリを感じさせないフレッシュな役者陣のお芝居とテクニックに日々感動しています。
この笑う箇所も笑い方も人それぞれですが、私は、基本的にニヤニヤしてしまい、ついには声を出して笑ってしまいます。
今回のお芝居の【笑い】は大きく二つに分けられます。
ひとつは、その言葉や行為自体でストレートに笑える、いわゆる、 “ネタ”の部分。
これは、戯曲そのもの以外にも、宮沢さんの思いつきや、 役者陣のアドリブ、時には、 ハプニングから日々増え続けています。
もうひとつは、『ヒネミ』の住人たちは、 笑いを取ろうとやっているわけではないが、 傍から見ると笑えるもの。
稽古がすすみ、戯曲の文字が台詞となり会話となり、 所見では気付かなかった【笑い】も、毎回、増え続けています。
そして、それを演じて見せたり、 試す役者陣は本当に楽しそうでもあり、実に真剣です。
がははと笑った次の瞬間には鋭い目つきの宮沢さん。
これらをいかに、『ヒネミの住人』 としてお客さんに見せる事ができるか。【笑い】そして【芝居】 を作るという行為は、改めて、大真面目で、手間がかかり、 しかし、楽しいものだなあ、と感じる橋口でした。
これは、戯曲そのもの以外にも、宮沢さんの思いつきや、
もうひとつは、『ヒネミ』の住人たちは、
稽古がすすみ、戯曲の文字が台詞となり会話となり、
そして、それを演じて見せたり、
がははと笑った次の瞬間には鋭い目つきの宮沢さん。
これらをいかに、『ヒネミの住人』
(3月5日.橋口)

